【本音】社長は稼げるのか？

こんにちは、ダイコーです。

よく聞かれる質問ですね。『社長は稼げますか？』

ハイ、社長は、稼げます。

社長はどれくらい儲かるの？

どのくらい儲かるのか、他の職業と比較しながら見てみましょう。

まずサラリーマンの場合。
２０代で年収１０００万程度で高い方です。
メーカーやプラント系、コンサルティング会社などは普通に狙えるラインです。
私は理工学部出身ですが、同期で大手ゼネコンや鉄鋼系企業に行った友人は１０００万コースでした。

外資系のコンサルティングファーム（BCG、マッキンゼーなど）や、
外資系金融（ゴールドマンサックス、モルガン・スタンレーなど）では
実力があれば２０代でも２～４０００万程度は狙えます。

外資コンサルへ行った後輩はずば抜けて優秀でしたが、それでもかなり疲弊したそうです。
強豪ひしめく世界のようですね。
それはそれで楽しそうですが。

さて、社長は、というと。

３０万～数億円でしょうか。

これだけ見ても、可能性の高さは伺えますね。毎年１億円以上得ている社長はザラにいます。
まさに青天井。
しかし一方で３０万、なんてこともあるわけです。

やり方とやる気次第なのです。結果主義・実力主義ですね。
気持ちがあってもやり方が悪かったらダメです。

なぜそんなに幅があるの？

創業社長なら、大抵の場合は自分が１００％株主ですよね。

そうすると、社長が稼ぐポイントは３つあります。

一般的には、１の役員報酬だけでも一般社員より高いことが多いです。
でも収益源はあと２つあるんですね。これがインカムを増やせる要因です。
利益を出したら、株主への配当金（分配金）を出すことが出来ます。
これが２つ目の株主配当です。

ソフトバンクの孫さんは億単位（ぼかしておきます）の株主配当を受けています。
だから給与なんて低くてもいいんですね。

海外のCEOにも年俸１ドルなんて人は多くいます。
それは「志で会社やってるんだ！お金じゃないんだ！」とかではなくて
単純に株主配当があるから給与が要らないだけです。

給与はかかる税金も高いですからね。
皆ちゃんと計算しているわけです。
大義だけを掲げたい人は、ボランティアをしましょう。

３つ目の売却益は、持っている会社の株を売ることです。
売ることによって自分の支配出来る比率は変わりますが、
ある意味で独裁的な会社ではなく多面的な意見の取り入れられる
社会の公器としての側面が強くなります。

私の知り合いの会社（キャリアのWi-Fi設置拡販、MVNO事業）は、
設立後２年で会社を育て上げ、４億円で売却を成功させました。

１０００万が４億円になったのですから、４０倍です。
一財産ですね。

夢のある職業であることは分かって頂けたかと思います。
むしろ、設計図さえつくれれば　夢ではなく　手に届く目標になっています。

社長が稼げることは分かりました。
しかしちょっと重要なことをここでお話させてもらいます。

稼いだ全てを貯蓄にまわすことは、意味がありません。
経済は、活動することでまわっていきます。
投資または消費がなければ経済はまわりません。
お金を使わなければ、お金は入らないのです。

社長は常に最先端を進む必要があります。
自分自身への投資として、最大限勉強と経験にお金を使ってください。

社長は、経済を回す立場にあります。
他人事のように「経済を回すには消費を刺激しなければ」なんて口で言っていても、
実際にはお金を活用できている人は少ない。

国単位の政策は国に任せるしかありません。
社長は会社の経済を先に考える。
稼ぎ、使う。
社長がすべきことは、稼いで投資または消費すること。

会社は個人よりも大きい金額で投資や消費を行います。
原価支払・給与支払い・企業投資・不動産投資などなど。
経費での飲食もそうです。意義があるならどんどん使う。遠慮する必要なし。

しかし使おうにもお金がなければ使えません。
だからこそ、稼ぐ必要があります。
会社として稼ぐのはもちろんのこと、個人でも、思いっきり稼いでください。

社長をやっていくと、『生きたお金の使い方』が少しずつ身についていきます。
生きたお金の使い方は別で詳しく紹介しますね。

消費が投資になるか、浪費になるかは貴方の考え方・生き方・姿勢次第です。
生きた消費をどんどんして、自分の生活や世界を幸せにしましょう。

こちらはぜひ読んでください。
必ず良い会社になります。

ではでは。