時事 経営

コロナの影響はいつまで?ピークは?その間どうやって稼ぐ?

 

コロナウィルスの影響が日ごと出てきていますね。

  • コロナウィルスっていつまで続くの?ピークは?
  • コロナで商売が大打撃を受け、正直生活するのがやっと・・・
  • コロナで経済が止まってる中、稼ぐ方法なんてあるの?

このページでは、そんな悩みにお答えします。

 

まず結論。

ココがポイント

  • ピークは1年後、影響は2年と考える
  • 事実を受け入れ、問題点を改善しよう
  • 経済は止まっていない ちゃんと現実を見よう

 

ピークは1年後、影響は2年と考える

コロナウィルスの特効薬は依然見つかっておらず、模索状態が続いています。

したがって、いつまで続くのか、ピークがいつなのか?を予測するのは不可能です。

ではなぜピークは1年後、影響は2年と考えるべきなのか。

まずひとつに、非常時と平常時について考える必要があります。

非常時とは?

非常な事態。平常状態ではないとき。です。

この状況下では、『今だけ』の対処行動を人は取ります。
今だけだからこそ出来ることを一通り行っていきます。

今回のコロナの件で言えば、『家から一歩も出ない!』というのが代表的です。

しかし、こうした対処行動はいつまでも続けられるものではありません。

例えばあなたがジャングルを歩いていて、足をザックリ切ってしまったとします。
そのときのあなたにとっては一番考えるべきことは「出血を止めること」です。

すぐさま布を用意し、傷口をふさぎ、止血点を抑えて出血をとめます。

もしこれが10分押さえれば止まると分かっていたら、ずっと押さえ続けますよね。

でも、「1日押さえている必要がある」となったら話は別です。

蛇や肉食動物に襲われるかも知れない。お腹もすくし、水も確保しないといけない。

すると、優先順位が変わり、ある程度止まったら、添え木でもして、歩いていくと思います。

非常時が続くと、それが平常時になる

あまりにも非常時が長く続いた場合、それが平常になっていくんですね。

でもそれは、元通りになるということではありません。
添え木をしてジャングルを歩き続けている状態が、普通になるのです。
あくまで違う状態の平常になるのです。

ピーク1年、収束2年のワケ

ではピークと収束の話に戻しましょう。

あくまで経済の観点で言えば、ピークは1年と見積もっておけばよいです。
現在は緊急対処を行っている状態です。過剰なブレーキをかけているのです。

しかしこのスーパーブレーキ状態は長くは続きません。
今の状態に慣れたり、当然という意識が働くようになると、そのルールの下で人々はまた経済をまわしていきます。
『コロナに注意を払っている状態が普通』というように変化していくのです。

このスーパーブレーキの限界が1年と見ています。
1年は、一番ルーティン意識が強い概念だからです。

どんなに遅くとも1年後には何らかの形で経済は動いていくはずです。

収束に2年と言っているのは、ワクチンの提供頻度を考えた上での概算です。
※WHOの試算では『ワクチンの普及に早くても1年はかかる』との発表がなされました。(2020年4月16日現在)

コロナ前と変わりなく外に出て、接触を起こせるようになるのがその程度でしょう。
また1年かかって、人々の意識から消えていくものと思います。

経済について言えば、1年後まで耐えられれば十分生き残れます。
2年後まで耐えられるなら、落ち着いて考えても大丈夫ですよ。

 

事実を受け入れ、問題点を改善しよう

一年ももたないよ~と仰る方も多いでしょう。
今大打撃を受けている方々は本当に大変な思いをされていると思います。

しかし、既に起こってしまっている事実は変えられません。
我々が出来ることは、未来を変えていくこと。

今回打撃を受けた方のほとんど全てに共通する問題点があります。

それは

ポートフォリオのバランスが悪かったこと。

ポートフォリオのバランスって?

ポートフォリオとは、リスクヘッジのための分散だと思ってください。

対象は何でもです。

お客さんの属性や年齢、仕入れ、営業時間帯などなど・・・挙げればいくらでもあります。

例えば飲食店の中で、お客さんを「観光客のみ」としていたお店があります。
観光客が押し寄せているタイミングではよかったですよね。膨大な利益が出ていたと思います。

しかし、今回のコロナショックでは、観光客が一斉にいなくなりました。
前年比97%減の訪日数を記録した国もあるようです。

するとどうなるでしょうか。
売上は一気に10%以下に落ち込んでしまいます。
これでは成り立ちませんよね。

ひとつのカゴにたまごを全部入れない

これは投資の格言ですが、ひとつのカゴにたまごを入れておくと、カゴごと落としたら全部割れちゃうよ、という話です。
かさばるけど、カゴを3つくらいに分けておくと安心だね、というポートフォリオの大切さを説いています。

同じ話が事業についても言えるんですね。

普段は、地元の客や常連客だけでは伸びが少ないので悩ましいと思います。
観光客のような新規客を積極的に取り入れていくのがベターです。

一方で、今回のようなときには、地元の客や常連客は強い味方ですよね。

常連客はさっとつくれるものではありません。
普段から両方を取り入れておく必要があったわけです。
地元の人もいやすい、観光客も入りやすい。そんな場所が、非常時にも強さを発揮します。

商品も同じです。

ターゲットや属性が同じ商品ばかりではだめ。

必要とされる状況別・ターゲット別・頻度・価格帯なども、数個に分散しておきましょう。

 

ポートフォリオがしっかり組めている人は大打撃を受けません。
大打撃を受けてしまった人は、しっかりとその点を改善して頂きたいと思います。

そうしなければ、いつかまた同じことの繰り返しです。
しかしここで改善すれば、次のショックのときには余裕を持って臨めます。
それどころか、ライバルが消えていくので、チャンスが訪れるのです。

 

経済は止まっていない ちゃんと現実を見よう

今回、スーパーブレーキがかけられていますので、経済はほぼ止まったように見えます。

しかし、直前の1週間を思い出してください。
1円もお金を使わない日はありましたか?

ないですよね。

経済活動は、どうやっても止まることはありません。
その中で、人は必ず消費行動を起こしています。

消費の順番は以下のとおりです。

1)生存に絶対必要な物資 (水、食料)

2)最低限の生活に必要なもの(電気などのライフライン、冷蔵庫、洗濯機、家賃、連絡をとるための電話)

3)最低限の文化的生活に必要なもの(TV、PC、ネット、ネットフリックス等、おもちゃ、etc...)

4)ほしいもの

これをご覧になっている方は、ほぼ全ての人が3)までは支払っているでしょう。

つまり、1~3の商売は直近でも伸びる可能性は大いにあります。

食料という意味では外食産業だって範疇です。
今はテイクアウトの需要が日に日に高まっていますね。料理に疲れた人たち作れない人たちのニーズが膨れ上がっているのです。
やり方次第で、プラスに持っていけるはずなんですね。

新規の需要で言えば、2)にマスクや消毒液も入っているでしょう。
私は、消毒液を酒税のかからないアルコールで自作しています。

この発想で商品を作って売り出せば、利益をとることもできます。
打つ手は常に無限なのです。

あなたの本業は完全に止まっているでしょうか?
止まっていないなら、その中で収益を上げる方法は必ずあります。

もし本当にそこに活路が一切見いだせないのであれば、商売の基本に立ち返りましょう。
私のセールスについてのページもぜひ御覧ください。

商売の基本は『相手の困っているを解決すること』です。
目の前で「足りない!困る!」と言っている人たちの声に、もっと耳を傾けてみましょう。
そこに、収入をつくる答えがあります。

 

ピンチはチャンス

今の状況で、打開策を考えず、行動もせず、ひたすら政府の支援を待ち続ける。

そんな人が提供するものなんて、正直言ってレベルが低くて欲しくありません。

コロナがもたらした経済への影響によって、悪いものが淘汰されていくと推測します。

一方で、一部の良いものも厳しい状況に置かれていると思います。
そうしたものは、是非積極的にM&Aしていってほしいなと思っています。
割安で手に入れられるタイミングです。

また、宅配やテイクアウト、オンライン授業などのサービスが主流になっており、
この流れはコロナを収束後も続いていく可能性が十分にあります。
今からその産業へアイデアを持って入っていけば、まだ市場を得られるチャンスが十分にあります。

コロナは確かに未曾有の被害をもたらしていますが、
それは逆に未来へのチャンスでもあるのです。
(※決してコロナを良いと言っているわけではありませんのでご理解ください)

我々は、経済人として、この危機を乗り越え、さらに今だからこそ見えるチャンスを掴んでいきましょう。

それでは本日も元気よく! ともに高みへ!

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