会社成長期 会社黎明期 時事 経営

テスラ(TESLA)ショッピングモール出店から『変化』を学ぼう

TESLAの進化に学ぼう

こんにちは。ダイコーです。

テスラが今年6月に神奈川県の川崎に直営店を出店していました。
その出店場所が、どうやら路面店ではなく商業施設内の一画なのだそうです。

以下の記事が参照元です。

情報元サイト

 

テスラの出店の素晴らしさ

このアクションの素晴らしいところ、分かりますか?

それは、今までの顧客導線とは全く違うルートを対象としているところです。

車は路面で販売するもの
高級車は興味のある人が、狙って買いに行くもの
モーターショーで披露し、新規客の来店につなげる、が王道

という常識を崩しています。
能動的な動きに期待するだけでなく、受動的な場面でもニーズを喚起しています。

さらにこの戦略、導線を変えているだけではないと見ています。

ショッピングモールで度々見かける車。記憶に残る。
奥さんの買い物待ちをしている間に、ちょっと試乗とか話だけ聞いてみようかな。
めちゃくちゃいいな。家族でも乗りやすいな。奥さんも子供も誘ってみよう。
必要なものだから、購入しよう。

線変更は既存客の流入ルート拡大ですが、ショッピングモール戦略は、新規の顧客層の呼び起こしも含めた戦略のようです。
買いたいと思っていなかった層を、取り込みに来ている。
生活の一端にテスラを放り込んできているのです。

これで結果が出れば、他社も追随する可能性があります。

記事内の一部を抜粋しました。

「ショッピングモールはたくさんのお客様が集まる場所。私たちはそういうところに自ら出向きます。(EV専業メーカーの)テスラのクルマは排ガスや石油の臭いもなく、騒音も出しません。そんな私たちだからできること」(吉田氏)

 

車種が限定されるから追随は難しいのでは。。。なんて否定的意見は意味をなしません。

その「縛り」は「現在」のものですから。

これが大きな成果を上げたらみんな「なんとかして商業施設に出店する方法を考えるぞ!」に変わるんですよ。

それが資本主義です。売れると分かればみんなこぞって流れ込むんです。

出来ると分かったことには誰でも進むことが出来る

そうして新たな試乗が形成されていきます。

 

先陣を切る姿勢を真似しよう

TESLAは先陣を切ってアクションを起こしました。
誰でも出来ることじゃない。
成功例のない段階で出来るかどうかの判断はとても難しい
しかしイーロン・マスク氏の精神が息づいている同社だからこそ出来たのだなと思います。

イーロン・マスク氏はかつてこんな言葉を発しています。

失敗なんてひとつの選択肢にすぎない。失敗することがなかったら、どうしてイノベーションを起こせるだろう?

失敗恐れるな!失敗の先に成功がある!とはよく言われることですよね。
しかし、本当に意識することは難しい。

みなさんも、結局、他社に追随する形を常に取っていませんか?

2番手も稼げないわけではないですが、決して1番にはなれない。

我々は、常に現状に疑問を持たないといけません。

現状を変化させることこそが、進化であり、生き残り、勝ち上がる術なのです。

しかし
『疑問を持つのは難しいな。。。』
『変化をつくるって、どうやったらいいのか…』
という人もいると思います。

そんな人にも出来る方法をお伝えします。

 

誰でも出来る、自社のやり方を変える方法

難しく考えても、答えは出ません。局所分解しましょう。

まず自社の仕事の流れを詳細に書き出してみてください。
コツは、できるだけ細かくです。

たとえば、
『原材料Xを大手A社から月に0.5トン購入し、3ヶ月スパンで、200社に対し製品Yを合計1.5トン売っている』
と書いたとします。

そして、それら全てに「本当にこれでいいのか?」と疑問を投げかけるのです。

以下を参照して下さい。

課題を発見する方法

どうでしょうか。シンプルですよね。
でもこの愚直な何故?を繰り返した先に変化があるのです。

たった一つの文章から、ここまで課題の可能性が見えます。

なければ、次の文章にいきます。

続けていくと、クリティカルな問題にぶつかります。必ず。100%ぶつかります。

その問題を深掘りしていきます。

そして、変えるべきポイントが見つかったら、変えるのです。

やるべきかやらざるべきか?が見えたら、行動できるはずです。

 

まずはやってみることです。ファイト!!

-会社成長期, 会社黎明期, 時事, 経営

© 2024 ようこそ!社長の世界へ Powered by AFFINGER5