みなさんこんばんは。ダイコーです。
今日は出張の話です。
東京 ⇔ 大阪 を頻繁に行き来するため、新幹線はよく利用します。
今年の7月まで、約5年間くらいは毎週移動していました。
しかし、つい最近まで『グリーンに普通車価格で乗れる』なんて知らなかった。。。!
ということで今回は新幹線代削減と、グリーン車に安価に乗れる方法についてまとめました。
普通の新幹線代はどのくらい?
ここでは東京ー新大阪間を例に取ります。
一般的な新幹線代(みどりの窓口やJRの券売機で買えるもの)は下記のとおりです。(2018年11月現在)
席タイプ | 総額(繁忙閑散含まず) | 基本価格 | 指定割増料金 | のぞみ割増 | グリーン割増 | 繁忙期割増 閑散期割引 |
自由席 | 13,620円 | 13,620円 | - | - | - | - |
指定席 | 14,450円 | 13,620円 | 520円 | 310円 | - | +200円 -200円 |
グリーン車 | 19,230円 | 13,620円 | - | 310円 | 5,300円 | +200円 -200円 |
のぞみしか乗らないので気づきませんでしたが、『のぞみ割増』なんてあったんですねぇ。初めて知った。
閑散期の指定席と自由席の差額は630円です。
閑散期は座れないなんてことが起こらないので、自由席で十分ですけれども。
新幹線チケットを安く手に入れる方法
新幹線チケットを安く手に入れる方法は下記のとおりです。
- 金券ショップ
- 回数券購入
- 株主優待
- スマートEX
金券ショップ
金券ショップは場所・時期により安価に購入することが出来ます。
東京-新大阪間で13,200円なども見られます。自由席よりも安いですね。
金券ショップまでの移動費がかかること・必ずしも希望額で売っていないこと・在庫切れリスクがネックです。
回数券購入
回数券はみどりの窓口で購入できます。6枚綴りで82,140円。1枚あたりに直すと13,690円です。
自由席よりは高いですが、必ず買えることはメリットですね。
注意点は2つ。有効期限が3ヶ月間であることと、繁忙期には使用できないことです。
株主優待
株主優待券は、1枚あたり10%OFF、2枚まで同時に使えるというなかなかお得そうな券です。(東海道新幹線の場合)
しかし実際計算してみるとあまり得な感じはありません。
たとえば指定席の場合、2枚使うと
14,450円 × 0.8 = 11,560円
となり、通常よりもだいぶお得に見えます。しかし株主優待券の購入価格は、1枚あたり平均1000円。そうすると、ここに2千円が加わるので
11,560円 + 2,000円 = 13,560円
となります。金券ショップよりも少し割高、自由席よりは安い、という結果になります。
株主優待券も金券ショップなどで購入することになるので、売っていないリスクがありますね。
ちなみに株主優待券の制限は他にも、
- 東海道新幹線圏内(東京~新大阪間)のみ
- 5/31で有効期限が切れる
があります。注意して購入しましょう。
なお、メリットは
- グリーン車でも使用可能(19,230円 × 0.8 = 15,384円)
- 繁忙期でも使用可能
の2点です。どちらも回数券では得られないメリットなので、使いようですね。
EX予約
PCやスマホからネット経由でチケットが購入できます。
クレジットカードでの入会手続き、専用カード発行が必要ですが、値段は指定席で13,370円となかなかです。
常に1,080円の割引。
また、事前予約が出来る点、金券ショップのように売り切れがない点は◎です。
年会費が1,080円(税込)かかりますが、片道1回でペイ出来ます。
頻繁に往復するのであれば、価値がありますね。
注意点としては、在来線乗り換えが有料になるということです。
通常窓口で購入する新幹線の切符は、在来線の一定区間までは乗り換え無料がついています。
しかしEX予約の場合は、在来線乗り換え無料がありません。
そのため、移動する場所によっては、金券ショップの方が安くなる場合もあります。
スマートEX
EX予約の年会費無料版です。
割引は200円だけ。予約が出来る、直前で予約変更できる、という点がメリットのサービスです。
在来線乗り換え無料もないので、場合によっては割高です。
しかし、このサービスを登録しておくことをオススメします。
グリーン車を指定席同等値段で買う方法
なぜスマートEXをおすすめするかと言いますと、ものすごい割引サービスが複数あるからです。
大きい割引サービスは以下の通り。
割引サービス名 | 価格 | 条件 |
EXグリーン早得 | グリーン車:14,400円(▲4,830円!) | ・乗車3日前まで ・乗車駅を6時台に出発する「のぞみ」と終日の「ひかり」グリーン車 |
EXのぞみファミリー早特 | グリーン車:14,400円(▲4,830円!) 普通車指定:12,340円(▲2,110円) |
・乗車3日前まで ・2名以上の利用 ・土休日のみ |
EX早特21 | 普通車指定:11,000円(▲3,450円!) | ・乗車21日前まで ・乗車駅を6時台、11時~15時台に出発する直通の「のぞみ」普通車指定席 |
EX早特 | ★東京・品川 ⇔ 岡山以上の距離に適用 ちなみに、岡山までの指定席が14,400円。土日は更に400円安くなる。 |
・乗車3日前まで ・品川⇔ 岡山以上の距離に適用 |
EXこだまグリーン早特 | グリーン車:11,200円(▲7,720円!) | ・乗車3日前まで |
EXこだまファミリー早特 | グリーン車:10,900円(▲8,020円!) | ・乗車3日前まで ・2名以上の利用 |
条件設定がありますが、実際そこまで厳しいものではありません。
今まで紹介した方法の割引額を遥かに凌ぎます。
正直、このサービスを知らずにいた私の損失額は100万円を超えています。泣ける。
早朝に出て移動することも多かったので、ほぼ全て「EXグリーン早得」に該当しますし
2人以上で移動することも多く、「EXのぞみファミリー早特」にも該当します。
何故もっと早くやらなかったのか。。。情報収集能力が低かったことを反省する一つのエピソードです。
ちなみにこちらはEX予約でも予約できます。
しかしEX予約は年会費がかかるので、たまにしか新幹線に乗らない方はスマートEXをオススメします。
登録できます
まとめ
条件が合うならスマートEXで早めに予約をしよう
難しければ金券ショップで回数券か株主優待を狙おう
何度も往復するのであれば、回数券を買おう
それではよい新幹線の旅を!!
巻末付録:東京-新大阪間のプラン別料金一覧
高い順に並べています。黄色塗りはオススメのプランです。
プラン名 | 車両・座席 | 価格 |
窓口・券売機(のぞみ) | グリーン車 | 19,230円 |
窓口・券売機(ひかり) | グリーン車 | 18,920円 |
回数券 | グリーン車 | 18,920円 |
窓口・券売機(のぞみ) | 普通車指定席 | 14,450円 |
EXグリーン早特 | グリーン車 | 14,400円 |
EXのぞみファミリー早特 | グリーン車 | 14,400円 |
スマートEX(のぞみ) | 普通車指定席 | 14,250円 |
窓口・券売機(ひかり) | 普通車指定席 | 14,140円 |
スマートEX(ひかり) | 普通車指定席 | 13,940円 |
回数券 | 普通車指定席 | 13,690円 |
窓口・券売機 | 普通車自由席 | 13,620円 |
スマートEX | 普通車自由席 | 13,620円 |
e特急券 | 普通車指定席 | 13,570円 |
EX予約 | 普通車指定席 | 13,370円 |
学割(のぞみ) | 普通車指定席 | 12,700円 |
学割(ひかり) | 普通車指定席 | 12,390円 |
EXのぞみファミリー早特 | 普通車指定席 | 12,340円 |
学割 | 普通車自由席 | 11,870円 |
ぷらっとこだま | グリーン車 | 12,000円 |
EXこだまグリーン早特 | グリーン車 | 11,200円 |
EX早特21 | 普通車指定席 | 11,000円 |
EXこだまファミリー早特 | グリーン車 | 10,900円 |
ぷらっとこだま | 普通車指定席 | 10,500円 |
EXこだまファミリー早特 | 普通車指定席 | 9,900円 |