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売れるボールのつくり方

売れるボールのつくりかた

 

あなたの商品、売れていますか?

それとも全然売れなくて困っていますか?

 

こんにちは。ダイコーです。
創業期の社長の「商品」「販売」を専門にコンサル事業を行っています。

ここでは売れるモノを作る方法を、なるべくシンプルにお伝えしようと思います。

もともと売れる商品の作り方を書く予定だったのですが
『商品』だと漠然としてしまって今ひとつ心に響かないと気づきました。

そこで、より具体的な商品ひとつひとつについて例示と解説をしていきます。

根本的なマインドや手法は同じですので、一つ読んで「分かった!」と思ってもらえたら良いです。
しかし、色んな事例を比較してみていくことで

変わらないモノは何か
扱うものによって変わる部分は何か
反復して学ぶことで見えてくるもの

を学べます。
そして、商品を作る上での大事なマインドが手に入ります。

中には私自身がコンサルタントとして過去に関わった実例も挙げていますので
机上の空論ではなく、リアルな現場としての意見です。

それでは見てみましょう。

 

売れるボールを作ってみよう

それでは、売れるボールを実際に考えていきましょう。

繰り返しになりますが、まず「大前提」はなんでしたでしょうか?

口に出して言ってみてくださいね。

 

「お金をもらう = お客様の問題を解決すること」

 

思い出しましたか?

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売れるボールとは、お客様の問題を解決するボールなのです。

 

ボールの問題解決って?

ボールにも色んな種類があります。
野球、サッカー、テニス、ピンポン、ラグビー、etc。。。

主たる機能としては丸みがあり、殆どが跳ねる特性を持つ、などでしょうか。
しかし人にとってのボールという目線で見れば、『そのスポーツをする上で必須の道具』となります。
スポーツをする = 扱う人が「やりたい」と思うスポーツが「出来る」ことが機能です。

環境からニッチターゲットを設定

それでは、ターゲットの設定をしていきます。
環境による区分けですが、娯楽としての用途、プロとしての用途、など区分けにも種類があります。

ターゲットの設定は出来る限りニッチな方が良いですから
いろんな区分けの視点で見て区切っていきましょう。

とりあえず上記2点では、趣味(娯楽)で野球をする人たちにフォーカスしましょう。
年齢はどうしましょうか。
子供、青年、大人、年配。

ここでは年配者にしてみましょう。

年配者の場合、野球をやりたいけれども通常のボールでは問題が出てくるところがあると思います。
野球をやりたい。
でも、普通の野球は出来ない。
TVゲームでやっても物足りない。

そんな人達でも楽しめるボールを考えたいと思います。

 

問題点の洗い出しをしよう

年配で野球をやる場合の問題点を考慮してみます。

年配の人に多い諸問題は、身体能力の衰えです。
関節が動きにくい、筋肉量が少ない、動体視力が鈍っている、反射神経が鈍っている、近くが見えづらいなど。

これらが総合的に生じているとした場合、当事者たちはどのように感じているでしょうか。

例えば道路で起こる事故の多くに、高齢者の無理な横断があります。
人は、自分の動体視力が鈍っていることを認識できていません。
脳内での動体視力の感覚はまだ若いときの記憶になっており、現実とずれが生じています。
そのため、「これだけ距離が空いていればぶつからない」と思って渡り始めたときには、思ったよりも近くに車がいるのです。
さらに渡るスピードも遅くなっているので、意識は渡りきっていても、体がついていかないのです。

車の運転者からしてみれば、直前になっていきなり渡り出し、しかもゆっくりなので本当に怖いのですが
高齢者は安全と思う距離感覚・移動感覚で歩いていて、悪気も死ぬ気も無いのです。

本題に戻ります。
もし若い頃と「同じ感覚」で野球を楽しもうと思うと、何が必要でしょうか。
若い頃より低下した能力で最プレイしても、感覚的に同じように楽しめることが重要です。
ボールを使って発生する一挙一動が、当時と同じように感じられることを目指すことになります。

野球における人の動作・ボールの挙動には、どんなものがあるでしょうか。

<人>
投げる・受け止める・拾う・打つ・人にタッチする・ジャンプ・走る
<ボール>
バットに当たる・飛ぶ・跳ねる・転がる・グローブに収まる

この動作の、体力の衰えた年配者における問題点を考えてみます。

以上をまとめると、下記のようになります。

★年配者が、当時の感覚でプレイできるような野球ボールがない
・ボールの移動に動体視力や反射神経が追いつかない
→受けるときの速度は通常のボールより遅く
→転がる速度は通常のボールより遅く
→ボールはハッキリ見えやすく
・筋肉量が少なく、関節の動きが悪い
→投げるときのボールは軽く
→打たれたボールはあまり飛距離が出ると困る(取りに行くのが大変)
→転がりもバウンドも小さく
→頻繁に屈まなくてもよいように出来ると良い
・感覚的に当時に近づける必要がある
→投げるときの初速は通常のボールより速く
→バットにあたったときの音は通常より大きく爽快に
→グローブに収まるときの音も通常より大きく爽快に
→打ったときの感覚は一瞬重たく
・その他
→あたってもなるべく怪我のないようにする

ずいぶん細かく課題が出ました。
それでは解決策を検討しましょう。

 

解決手段を考えよう

この問題を解決する手段を考えます。

初速はあるが速度減衰の速いボール = 空気抵抗を大きくする

ピンポン玉やバドミントンのシャトルのイメージです。
空気抵抗を上げることで初速は出るものの、後半で速度が減衰するようにします。
後述ですが、2重にし、表面を多孔質にすると大きな空気抵抗が得られるかと思います。

転がりを小さく = 球状ではなく多少いびつにする

金平糖のイメージです。
まっすぐ転がりにくく、かつエネルギーを減衰させられます。

バウンドを小さく = 2重ボールで内側を免震構造(&重心を変化)にし、バウンドしにくくさせる

水の入ったボールのイメージです。中身が移動するために重心が移動し、バウンドの上昇エネルギーを抑えます。

あたったときの音を大きく = 音を発生させる or 2重ボール内部で、大きな音の出る素材による衝突をさせる

音を発する装置を中に組み込みます。近づくと音が大きくなるので、鈍った聴覚にも良い?
もしくは、ある一定以上の衝撃では中の物体が壁にぶつかるようにし、その際には大きな音が出る仕組みです。
打ったときにも一瞬だけ重たい感覚を作ることも出来ます。

なるべく怪我のないようにする = 外側は軽微な衝撃吸収素材

衝撃吸収素材にすることで、あたっても怪我をしにくいようにします。
金平糖の角の部分を衝撃吸収素材にすればよいでしょう。

屈まなくても拾える = スイッチを入れると腰ぐらいまで浮く

ドローンのイメージです。内部の重心設定により、基本的には下を向いて静止するようにし、
横から吸い込んだ空気を下に吐き出して浮きます。
2重構造の内側をヘリウムガスで満たしておくと、浮きやすく出来るかと思います。
地面より1mを目安に浮く設定にします。

以上が出たところで、一旦答えを考えてみます。

 

具体案を考えてみよう

大事なことは、一度考えてみることです。
そうすることで、あなたの中に思考のルートが出来上がります。

では私の案を簡単に。

空気の層とヘリウムガスが充填された内部ボールとの二重構造。
バットやグローブに接触した際の速度が一定値以上だと、内部ボールの外壁と外部ボールの内壁がぶつかって大きな音が出る(左右方向のみだが、ボールの重心をずらしていることによって姿勢は安定、概ね左右方向は保たれる)。
ボールは軽量のため初速は出る。しかし表面の多孔質の特性によって大きな空気抵抗が生まれ、速度減衰は速い。
表面は衝撃吸収素材による突起で覆われており、バウンドはしにくい。重心は中心からずらしているため、ボールの転がりエネルギーは分散しやすく、転がる距離も抑えられる。
ボールは老眼でも目に見えやすい色を採用。
宙に浮かす場合は、図の用に上下の保護された位置に装置作動用のAIと排気装置をそれぞれ設置。

以下、参考図です。

売れるボールの写真1  売れるボールの内部構造

いかがでしょうか。
地上1mに浮かせることを考えなければAIと排気装置は不要ですのですぐにでも実現可能です。
ただ、今後のスポーツの変革のためにも、ボール内にAIを組み込めたら面白いなと思っています。

 

まとめ

以上が思考のプロセスでした。
まとめると

「お金をもらう=問題解決」が大前提
問題を抱えている人を見つけ出す
ランチェスター戦略に基づき、ニッチなターゲットを探し出す
具体的な環境・人物像をイメージ
問題を洗い出す
問題の解決策を検討する
解決策を満たした商品を考える

という流れですね。

ここでは基本プロセスを示しています。
実際は最終的なゴールにたどり着くまでには必要&突き詰められる要素がたくさんあります。
(今回はその要素を一部出していますので、気づいた方はメモしておいてくださいね)
商品を売り出していくマーケティング戦略もセットで考えていく必要があります。
なぜなら、売れてあなたの手元にお金が入るまでが、商売ですから。

そこは別途紹介していきますのでお楽しみに。

それでは良い経営を!!

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