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超安定の成功法。銀行借入の考え方

銀行借入のイメージ

こんにちは。ダイコーです。

企業を運営する上で必ずぶつかる課題、銀行借入の仕方をお伝えしたいと思います。
銀行借入をしないで無借金でやり抜くんだ!という方。
銀行の借入は必要なときがきたら検討すればいいや。という方。
今は必要ないけど、備えておこう!という方。

みんなド阿呆です。(すみません)

これから、3つ大事なことをお話します

ド阿呆の皆様(悪気はないです)、最初は理解しにくいかと思います。

僕自身がド阿呆だったので(笑)

何度も読んで、心に刻んでもらえたらと思います。
それくらい、とっても重要です。
貴方の人生を好転させるために。

 

①信用のために借りるべし

これからの社会で一番大事なものは、何か?というと、信用です。

どんな情報でも一瞬にして世界中に届く時代です。
貴方と同じような事業をしている人・アイデアを形にしようとしている人は世界中にいます。

あなたと、あなたのライバル。

あなたと、似た事業で同じタイミングで同じように銀行へお金を借りにきた人。

どちらが選ばれるか?というと、より信用できる方が選ばれるのです。

信用は積み重ねが必要で、一朝一夕にはどうにもなりません。

初めて会った人は貴方のことをどのくらい信用すべきか?を判断するのに
色んな評価軸・観点から見て、判断します。

例えば、友達に紹介された人のことは知らない人より信用できますよね。
友だちがやってる習い事の先生は、とりあえずボッタクリではないと思えますよね。
道で出会った人に「包丁買ってください」と言われても、そんな簡単に買わないですよね。
(私の実体験です)

法人も同じです。
社会的信用を構築することが、ビジネスの可能性を大いに広げます。

銀行借入と返済実績は、会社のカネが順調にまわっていることを証明する一つの大きなバロメーターです。

「あの会社はメガバンクから当座貸越で3億の枠持ってるらしいよ」
「こないだ地銀だけど、1億まで出します、って担当者が話にきたよ」

こういった話は現実に出てきます。
順調な会社ならば当然に起こりうることですし、銀行の枠を持っていること自体が信用の証です。

もちろん、どんな会社も最初から大きな借入の枠を持っているわけではありません。
100万円からのスタートなんてザラです。
借入と返済の繰り返しが、銀行側にとっての信用になります。

一歩一歩着実に信用を積み重ねるために、
1万円でもいいから借りるところから始めましょう。

 

借入はカネが要らない時にこそすべし

銀行からの借入は、したいときに出来るものではありません

察しのいい人は気づいたと思いますが、信用のないところに貸すのは銀行からするとリスキーなんです。

雨の日に傘を貸さないのが銀行です。

でも考えてみたら、人としては当たり前の行動なんですよね。

ある日いきなり自分の家のチャイム鳴らされて、
2,3回会ったことあるかないかくらいのお知り合いがドアの向こうで
「お金貸してください!1万でいいんで!」
って叫んでたらどうでしょう?

貸せるには貸せる額だけど、そこまで関係性ないしな。。。
本当に返ってくるか怪しいな・・・
焦ってるってことは、お金に苦しいんだよな。。。返ってこなそうだな。。。

って思いますよね。

銀行担当者も同じです。銀行は返ってくると思えるお金しか貸さないのです。
上の3つの中で、特に3つ目は重要です。
焦ってる・苦しい人には貸さない」。

ちゃんと準備していることが見えている人には貸す。
そうじゃなければ貸さない。

お金を貸すとき、一番確実に返済してくれて、金利もちゃんと払ってくれるのは
大富豪の友達でしょう。

ドラえもんなら、スネ夫に貸すべきです。

ちびまる子ちゃんなら、花輪くんに貸すべきです。

富豪の人は端した金は借りないので、そこに矛盾があるように感じられますが、そういうものなのです。

銀行担当者は、ちゃんと返してくれる見込みのある企業にしか貸しません。

 

では、どうしたら返してくれる企業だと思ってもらえるのか?

単純ですね。

返済余力のあるときに借りるのです。

つまり、お金が必要ない時に借りる。です。
いらないんだから。借りたお金をそのまま返せるんだから。
そりゃあ銀行担当者も喜んで貸します。

100万円がほぼ100%に近い確率で102万円になって返ってくる。
貴方だって喜んで貸しますよね。

企業側からすると、
要らないお金借りちゃったなぁ…金利だけかかって損じゃん!
って一見するとそうなんですが。

もうお分かりの通り、信用・実績という大きな財産を手にしています
2万円で買えるなら超激安です。

時期を誤って、一度も銀行から借りられないままの人もごまんといますから。
貴方はそうならないようにしてくださいね。

 

枠はひたすら増やし続けて金利支払いを続けていく

さて、借りる糸口はつかめました。

最重要なのは3つ目の事柄です。
2つ目まで出来ていても、3つ目が出来ていないことが多い。

マインド・考え方の問題だからです。

・・・よろしいでしょうか。

 

銀行借入がある程度出来るようになったあと、銀行から枠をもらった人は、

  1. 銀行からの借入を一旦返済して、無借金経営を始めるパターン
  2. 銀行からの借入と同額の資金を留保して、実質的な無借金経営をアピールするパターン
  3. 銀行からの借入枠内で最大限資金を運用して事業や投資を展開していくパターン

に概ね分かれます。

 

でも。

 

ぜーんぶ間違いなんです。

 

全部正解っぽいですよね。

 

違います。

 

順に見ていきましょう。

1の全額返済は、銀行からしてみれば「なんだよ、要らなくなったら終わりかよ」となります。

一度関係が終了したところから再度借りるのは、実は大変です。
継続しているか一旦途切れているかは大きなポイントとなります。
ほしいときにまた借り入れが出来ないこともないですが、おすすめはしません。

2の資金留保は、一定の金利を払っていますから、及第点です。
また、資金的な余力を持っていることもメリットです。

でも、担当者は借り増しをしてもらわないと困るんです。

担当者は貸付額についてノルマを与えられていることがほとんどです。
クオーター(3ヶ月)単位で設定されていて、業績=出世に直結します。
総額も大事ですが、新たな融資枠が欲しいのがホンネ。

それに、事実上無借金宣言の企業は、決算には銀行を載せない傾向にあります。
無借金アピールをする以上、決算書に長期借入金は載せたくないからです。

銀行からすると、表向き付き合っていることを隠されているカップルのような気分です。
そんなことをしていると、いざというときには枠を減らされます。
当たり前なんですけどね。そんな嫌な付き合い方してるんだから。

 

だから3も及第点止まりですね。
借入枠内で事業をどれだけ伸ばしていっても、枠が増える銀行の望みを押さえていない。

ではどうしたらいいの?ってことなのですが。

借入枠は毎年あげていく。
返済はしないで、金利のみを支払い続ける。

これが正解です。

担当者はノルマもこなせて、収益も上がりますので、万々歳です。
貴方の実績次第では支店長も狙えることになります。
貴方一社で、です。

銀行の評価に、返済額ってほぼないんです(あるところもあります)。
大事なのは貸付額と金利収益、企業の安定性。

使える資金を最大限確保し、比率で資金を増やし、利払いをしながらビジネスと投資を行っていく。

この視点でいくと、ビジネスの内容にもよりますが、10億円規模にも普通に到達します。

夢みたいな話と思いますが、現実としてあります。

売上高1兆円近い企業の与信情報を取得してみてください。
もしくは上場企業のIRなどを見てみてください。
色々、見えなかった現実がそこにあることを認識しますよ。

そして、それは貴方にも出来ることなんです。

 

借り増しは、心のブレーキが掛かってしまう人が多い。
お金を借りている状態が落ち着かない人や、借りること自体「悪」だと思う人も。

違いますよ。
法人は銀行からお金を借りて経済を回す役目があるんです。むしろ正しいことなんです。

銀行も、借り手がいなかったら収益の上がらない起業なんです。
借りてくれる会社は大事なパートナーなんです。

銀行借入に対するマインドセットを間違えると、せっかくのチャンスを潰してしまいます。
そうならないように、銀行からの借入方法を繰り返し何度も覚えてくださいね。

まとめ

資金調達は、いらないときこそ借り、
借りて返すことで信用を築き、
枠を増やしていき、
資産形成を加速させる。
銀行担当者には感謝と共に恩義を返し、パートナーとして一生付き合っていく。

そんな姿勢が、融資を成功させる秘訣です。
銀行は神様ではありません。
ちゃんと大事なパートナーとしておつきあいしていきましょう。

 

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