お金 経営

全「作業」機械化の先にある、人間の「仕事」とは

作業が全て機械化する世界にどう変化順応していくか

こんにちは、ダイコーです。

前回のコラムに引き続き、未来についてです。

前回は近未来でしたが、さらにもう少し先の未来を想像してみましょう

別のコラムでも触れましたが、お金を頂く = モノを売る というのは 相手の問題解決をする、ということでした。
作業が人の手を離れた近未来に、人は一体何に対して問題を抱え、どんな解決を人に求めるのか。

人は、人との関わりに問題を抱えます。
これはアドラーが指摘している「人間の悩みは唯一、人との関わりである」という本質です。
私も人生を振り返ると、この本質に尽きると思っています。

もう一歩踏み込むと、世の中には70億人の人がいます。
そして、ほぼすべての人の存在を知ることが出来る世の中です。
そうすると、人は「なりたい人」を見つけ、そんなライフスタイルがあるのか!と知ることになります。
それは人物そのものだったり、生き方だったり、生活水準だったり。色々です。

しかし、「なりたい」と思うということは、今の自分のライフスタイルとは違うということ。
そして「どうやったらあんなふうになれるんだろう?」と考え、悩みます。
悩んでもすぐに答えは出ません。環境から何から違いが大きすぎるからです。

あなたにもなりたい人、目標としている人がいると思います。
もしはっきりと思い描けなくても、そのぼんやりと思い浮かべた姿は誰かに影響を受けた理想像である可能性が非常に高いです。
必ず人は人の影響を受けています。

なりたい自分がある。でも、そこまでの経路がわからない。
出来れば、最短経路を通りたい。

誰しもが思うことです。

そこで、目的達成までの「ナビゲーター」が必要となります

なりたい本人がベストですが、身近なところで似ている人から、ナビゲーターを選出し、ひとつずつ進んでいきます。
コーチとかメンターとも似ていますが、明確な『なりたい自分』に向かって導くことが目的なので、ナビゲーターが適切な呼称かなと思います。
もしくはグルでしょうか。

ナビゲーターの指導のもと、目標の人物像に近づいていきます。
色んな紆余曲折を経ながら、自身の成長を伴って、人は目標に近づきます。
そして、念願の目的地にたどり着く。

そうです。人は、自己実現に喜びと価値を見出します

誰もが自分の人生を生きているのですから、なりたい自分も千差万別。

原理原則として、その人が生きたい人生を生きられるのなら、お金はその対価として惜しみなく支払われます
お金は目標達成・課題解決のための対価ですから、生きたい人生を生きる、という至上の命題には支払われて当然のものです。
(ただし、多くの場合お金が一つの目標であることも多いので、惜しみなくというのは難しいのですが。)

ナビゲーターの仕事は今後着実に増えると見ています。
必要なスキルは以下の通り。

・自分の専門分野・得意分野を持つこと
・自分の経験(インプット)を自身の中に落とし込み、人に教えられる形にまとめ、発信(アウトプット)し続けること
・好きなことをやっていること

この3つです。

3つ目の『好きなことをやっていること』は今後、ものすごく重要な要素になってきます

好きでやっている人とそうでない人では、1も2も伸び率が違います。アウトプットの頻度も質も変わってきます。
また、逆境でも挫けにくいのは「やっぱり好きだ!続けたい!!」という気持ちです。
その姿勢が、後に続く人にナビゲータの魅力として伝わります。

あなたがもし今の自分となりたい自分との間で悩んでいる状態なら、

  • どうしたらなりたい自分になれるか?
  • 何をするか?→何をしたか?
  • どうなる結果を望むか?→どうなったか?

を記録していってみましょう。

その軌跡が、いずれあなたに続く人をナビゲートする際の役に立ちます。
そしてそれがビジネスになります。

それでは今日も頑張っていきましょう!

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