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売れる靴べらのつくり方

売れる靴べらのつくりかた

 

あなたの商品、売れていますか?

それとも全然売れなくて困っていますか?

 

こんにちは。ダイコーです。
創業期の社長の「商品」「販売」を専門にコンサル事業を行っています。

ここでは売れるモノを作る方法を、なるべくシンプルにお伝えしようと思います。

もともと売れる商品の作り方を書く予定だったのですが
『商品』だと漠然としてしまって今ひとつ心に響かないと気づきました。

そこで、より具体的な商品ひとつひとつについて例示と解説をしていきます。

根本的なマインドや手法は同じですので、一つ読んで「分かった!」と思ってもらえたら良いです。
しかし、色んな事例を比較してみていくことで

変わらないモノは何か
扱うものによって変わる部分は何か
反復して学ぶことで見えてくるもの

を学べます。
そして、商品を作る上での大事なマインドが手に入ります。

中には私自身がコンサルタントとして過去に関わった実例も挙げていますので
机上の空論ではなく、リアルな現場としての意見です。

それでは見てみましょう。

 

売れる靴べらを作ってみよう

それでは、売れる靴べらを実際に考えていきましょう。

繰り返しになりますが、まず「大前提」はなんでしたでしょうか?

口に出して言ってみてくださいね。

 

「お金をもらう = お客様の問題を解決すること」

 

思い出しましたか?

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売れる靴べらとは、お客様の問題を解決する靴べらなのです。

 

靴べらの問題解決って?

問題解決に際し、まず靴べらの機能を考えてみます。

「靴を履くときにかかとを潰さない」
「靴を履く時間を短縮」
「靴を履くときに屈まなくても履ける」
「靴を履く所作を美しくする」

では具体的なユーザーの「問題」を掘り下げて考えていきましょう。

有効な手段として、まずはターゲットをある程度絞ります。
これから起業する人や中小企業の社長さんはそこまで資本を持っていないですよね。

ランチェスター戦略の『弱者の戦略』はこういう場合に使います。
即ち、ニッチな環境で一番を目指す。です。

 

環境からニッチターゲットを設定

靴べらを使う人も様々です。
全部の人に最適な靴べらを作ることは難しいでしょう。
しかし、特定の条件の人に特化した靴べらを作ることは可能です。

例えば。

靴を履く時間を短縮する、という機能にフォーカスしてみましょう。

靴べらを使うことによって、足が靴にスムーズに入り、スムーズに靴を履くことが出来ます。

しかし、通常の靴べらを使っているときを思い出してみましょう。
果たして、最適・最短・最速で靴を履けているでしょうか?

そこで、今回は靴を最速で履きたいときに使える靴べらを考えてみます。

問題点の洗い出しをしよう

速度を考えたときの現状の靴べらの問題点を考えてみます。

かかとを差し込んだときに、靴べらでの抵抗がある
靴べらが厚くて甲の部分が上手く入らない
かかとがある程度スムーズでも、足先は滑るようには入らない
足を入れた後、靴べらが上手く抜けない
靴べらを差し込む角度・抜く角度が分かりにくい

などがあげられました。
詳しく考えてみましょう。

靴べらは革・金属・プラスチックなどの素材があります。
足を入れた後最後にかかとを落としますが、その際に、どんな素材でもわずかに抵抗があります。

また、靴べらの役目はかかとを入れることで、つま先の方は範疇ではありません。
しかし実際はつま先の方までしっかり入れないと入りにくい靴もありますよね。

厚い靴べらだと、靴下が厚手だったり、ピッタリ目の靴の時には入りにくくなります。
靴べらのカーブも、決して人のかかとの形にフィットしているとは思いにくい。
最後に靴べらを抜くときも、結構引っかかったりしますよね。

そして、靴べらの角度。最適な足の挿入角度(=靴べらの角度)があると思うのですが、
その方向で出し入れがしやすい設計になっていないように思います。

以上を課題としてまとめてみます。

かかとが入りやすい素材、設計になっていない
つま先までカバーできる設計になっていない
靴べらを抜きとりやすい設計になっていない
角度設計が最適になっていない

となりました。

 

解決手段を考えよう

この問題を解決する手段を考えましょう。

かかとが入りやすい素材、設計になっていない = 抵抗をゼロに近づける設計

今は素材同士(靴下or素足と靴のかかとの内側部分)が擦れあっています。
抵抗をゼロに近づけるには、摩擦抵抗を限りなくゼロに近づけます。
ホッケーを例に取れば、磁力で浮かす・空気で浮かす・もっと滑りやすい素材に変える・・・
車を例に取れば、ホイールで回転させる、球で回転させる。

つま先までカバーできる設計になっていない = 先端までをカバーする設計

靴べらの域を超えますが、先端までカバーしてみるのはどうでしょうか。
たとえば、中空のシューキーパーをイメージしてみましょう。
靴を脱いだときに、靴べら&シューキーパーのセットを、靴に入れる。
ワンタッチボタンで、ワイヤーネットが靴の甲のあたりで広がり、靴を押し広げる。(シワ拡げがメイン)
靴べらと甲のワイヤーをつなぐ導線は下ではなく横に。ワイヤーは両側からそれぞれ分かれて伸びる。
履くときには、そのまま足を入れる。広がっているから履きやすい。
靴べらを抜くと、ワイヤーも自動で両側に分かれて折り畳まれながら抜ける。

靴べらを抜きとりやすい設計になっていない = 入りやすい設計と同様に摩擦抵抗をなくす

摩擦抵抗を減らせばこの問題も解決します。

角度設計が最適になっていない = 角度可変の仕掛け

靴べらの最適な角度を考えてみましたが、人の手の長さや靴のヒールの高さなど、不確定要素が多数ありました。
そのため、角度を特定するのは難しく、毎回最適な角度は変わると思われます。
しかし靴べらを可変にするとぐにゃぐにゃになってしまい、靴べらの役目を果たさない恐れがあります。
そのため、靴べらの「持ち手」の部分を色んな角度から持ちやすいように丸みのあるグリップに。手元は左右に少し回転する遊びがあり、横方向の角度にも対応します。

以上が出たところで、一旦答えを考えてみます。

 

具体案を考えてみよう

大事なことは、一度考えてみることです。
そうすることで、あなたの中に思考のルートが出来上がります。

では私の案を簡単に。

かかと接触面に、微粒子玉のローラーを設置し、かかとの抜き差し時の抵抗を限りなく小さく。
ワイヤー設計により、時間をかけずにシューキーパーの役割もし、出かけるときもすぐに足を入れやすい
出先でもすぐに設置・靴履き・引き抜きが出来るので、もたつかない
グリップも握りやすく角度変化もつけやすいため、手に不可をかけることなく、さらに迅速に靴が履ける。

いかがでしょうか。

シューキーパー機能付きだと、1足に1個必要になりますね。
新しい商品体が誕生するかも知れません。
今の形や枠は、誰かが考え抜いて作り上げたものですが、それが最適とは限りません。
問題解決の観点から、形にとらわれない、新しい商品をぜひ生み出していきましょう!

 

まとめ

以上が思考のプロセスでした。
まとめると

「お金をもらう=問題解決」が大前提
問題を抱えている人を見つけ出す
ランチェスター戦略に基づき、ニッチなターゲットを探し出す
具体的な環境・人物像をイメージ
問題を洗い出す
問題の解決策を検討する
解決策を満たした商品を考える

という流れですね。

ここでは基本プロセスを示しています。
実際は最終的なゴールにたどり着くまでには必要&突き詰められる要素がたくさんあります。
(今回はその要素を一部出していますので、気づいた方はメモしておいてくださいね)
商品を売り出していくマーケティング戦略もセットで考えていく必要があります。
なぜなら、売れてあなたの手元にお金が入るまでが、商売ですから。

そこは別途紹介していきますのでお楽しみに。

それでは良い経営を!!

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